fimoでは、なんとなくあまり紹介できなかったヴィンテージウェアを

コチラでは、ちょくちょく紹介していきたいと思います。

そもそも僕自身が多趣味な為、ブログカテゴリーが多すぎて

読者の皆さんの中には、まったく興味のない記事なんかも

あると思いますが、お付き合いくださいませ(笑)



さてさて気になる第一弾は、ジャパニーズ・スーベニア・ジャケットです!!

いわゆる横須賀ジャンパー(スカジャン)と呼ばれるもので、

僕的には、日本が唯一世界に誇れる衣類だと思っています。

そもそもスカジャンとは、第二次世界大戦で連合国に戦争で負けた日本が、

駐留したアメリカ兵へのお土産(スーベニア)として考案した洋服で、

鷲・虎・龍などのオリエンタル柄や所属部隊地なのどをデザインした

刺繍をショップにオーダーしたのが始まりと言われています。

当時、物資の少なかった日本の産業に対し大きく貢献した

逸品と言ってもおかしくないのです。

大袈裟かもしれませんが、スカジャンが誕生していなけば

「今の日本がなかったと言っても過言ではありません」

そう言った背景のある歴史的衣類で、なおかつデザイン性に

優れたスカジャンですが、イメージ的には、悪い人が着用している

イメージですよね?僕も昔はそうでした。

しかしこう言った歴史を知る上で、日本人は、もっとスカジャンに対して

敬意を示さなければならないのです!

ニューヨークヤンキースの選手がヤンキーじゃないように

スカジャン着ている人の全てが、悪い人では、ないのです。

前述に世界に誇れる唯一の衣類と言いましたが

当時の世界における刺繍技術は、おそらく日本がナンバー1でしょう!

そんな素晴らしい刺繍の数々を僕の所有するスカジャンの中から

ディティールと共に紹介していきたいと思います。

まずは、コチラ↓50s
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別珍生地の両胸に鷲、両腕に昇龍
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バックは、ジャパンに鷲と松の木
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日本製がゆえサイズ表記は漢字で特大と表記されています。

現在で言うところのL~LLといったところです。

(このタグが残っていることは、ほとんどなくたいへん珍しいです)
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スカジャンのそのほとんどがリバーシブルな為、

ジッパーにも工夫のなされた真鍮製のYKK回転式ジッパーです。
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リバーシブル裏地のサテン側は、こんな感じ
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良く見ると胸には、日本の象徴、富士山の刺繍
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バックは、韓国を含む日本地図!白地に白の刺繍も個人的には好きです。


続きまして(50s)
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別珍地に虎と笹にジャパンの文字
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胸には、鷲&虎!虎の下には前所有者のネームが入ってます
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コチラは画像で、確認し辛いですが、バタフライ式ミツワ東京ジッパーです。
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裏地サテンは、カラフルな鷲!
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胸には、鷲&虎!

ここまでは、日本に駐留したアメリカ兵向けの品ですが

下記画像からは、日本以外の国に駐留したアメリカ兵へ向けた日本の輸出品です!
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コチラは、サテン×サテンヴァージョン!韓国地図&虎!

ちなみ北朝鮮との境界線である38度線が入ってない事から

1950年6月25日朝鮮戦争勃発以前に作られたスカジャンだと推測されます。
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フロントは両胸に虎!40年代後半から50年の品だからか

虎の刺繍もやや可愛らしい感じです。
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ジッパーは、バタフライ式YKKジッパー!
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裏サテンは、龍にkoreaの文字!
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フロントは、ややスリムな鷲です。

最後にアラスカ輸出物がコチラ!(50s)
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別珍地は、トナカイと胸には漁師かな?

更にアメリカン・ラスト・フロンティアの文字も!

最後の新天地!?
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フロントサテン地は、こんな感じ!無意識かもしれませんが、

このカラーリングは、個人的にセンスが良いなぁと思います
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最初のスカジャンと同じく回転式YKKジッパー
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バックは、アラスカ地図!白のリブも、これまた素敵です。




こうやって見てみると、興味を持つことによって自然に歴史も学べるので

洋服って面白いなぁ~ってつくづく思います。  

なかなかスカジャン着るのに勇気のいるお年頃ですが

今後も胸張って着ていけるようにありたいものです